新型コロナウイルス感染症の影響が収束し、海外旅行を検討する人が増えてきています。
この記事では、久しぶりの海外旅行を計画している人向けに、海外旅行保険を選ぶ際の5つポイントを紹介します。
それでは海外旅行保険を検討する際のポイントを一緒に見ていきましょう。
ポイント1 保険金額の設定
海外の病院で治療を受ける際、日本とは比べ物にならない治療費がかかる場合があります。
例えば、海外旅行の定番であるハワイでは盲腸で入院手術をした場合200万円以上の費用が請求されることもあります。
急な体調不良や事故等に備えるためにも、渡航先での治療費用の相場を調べてから保険金額を設定するようにしましょう。
ポイント2 近くの提携病院
海外の病院で治療を受ける際、その治療費を一度自身で支払い、後から保険会社に請求することが一般的です。自身で支払う際、高額な場合はクレジットカードを利用することも想定されますが、場合によっては利用限度額を超えてしまうかもしれません。一方、あらかじめ保険会社が指定する提携病院で治療を受けることができれば、治療費を保険会社が直接支払ってくれる場合もあります。
契約前に保険会社の提携病院が滞在先の近くにあるか確認することに加えて、保険会社が治療費を直接支払ってくれるかも契約前にあらかじめ確認しておきましょう。
ポイント3 携行品の補償
海外旅行中は、日本国内では体験ができないようなアクティビティをされる方も多くいるでしょう。そのような中、スマートフォンがポケットから落ちて壊れてしまったり、少し目を離した隙に荷物を盗難されたりすることもあるかもしれません。
そんなときにも、海外旅行保険に携行品損害補償がセットされていれば、修理代や盗難されたものを買い直す費用が保険金額の範囲内で補償されます。なお、携行品の種類や壊れ方等によっては補償されない場合もあるので事前に確認しておくことをおすすめします。
ポイント4 保険期間
海外旅行保険は海外にいる間だけ補償される保険だと思われがちですが、国内にいる間も自宅を出発してから、帰宅するまで補償されますので、自宅を出発する日から帰宅する日までを保険期間と設定するようにしましょう。
ポイント5 緊急時の連絡先と相談できる内容を確認
海外旅行中、急な体調不良や予期せぬケガ、盗難の被害等にあった際、言葉が通じない中どうしていか分からず、困ってしまう場合もあるかもしれません。そのような事態を避けるために、現地での保険会社コールセンターの連絡先や営業時間等を確認しておくことで想定外のことが起きても、落ち着いて対応することができるかもしれません。
保険会社によって相談できる内容は異なりますが、現地の医療情報提供、医療通訳サービス、緊急移送時の輸送機関の手配等から、パスポートやクレジットカード等の紛失・盗難時の手続きの相談までできる場合があります。
いかがだったでしょうか。ここで紹介した海外旅行保険選びのポイントはあくまでも一部です。渡航先や渡航期間によっては想像できないリスクが伴う場合もあります。自分に合った海外旅行保険をより詳しく知りたい方はお近くのほけんの窓口にお気軽にご相談ください。
(2023年11月承認)B23-102880