将来の妊娠・出産のために保険に入った方がいいの?
妊娠・出産の時、保険はお役に立てる時と立てない時があります
女性の生き方は様々ですが将来子どもがほしいとお考えの場合、心配事のひとつとして妊娠・出産に伴っておこるかもしれない病気や帝王切開のことがあるでしょう。民間の医療保険ではどのような時に給付金を受け取れるのでしょうか。
初めにお伝えしたいことがあります。通常の妊娠や出産そのものは、公的な医療保険をはじめ民間の医療保険等も保障の対象とはならないです。しかし、健康保険からの出産一時金の給付や市区町村では出産お祝い金などが準備されています。入院費等を全額カバーできるかは病院や市区町村により異なりますので、一度お調べいただくと安心いただけると思います。
もしも帝王切開だった場合
もしも帝王切開での出産になったとします。基本的に入院や手術は公的な医療保険が適用されます。治療費が高額になった場合には高額療養費制度もご利用いただけます。ここでご注意いただきたいのが、公的保険の対象にならない部分があるということです。例えば、個室を利用する際の差額ベッド代や、病院での食事代、布団のクリーニング代、テレビを見るときのテレビカード代など、病院によって内容は変わりますが、基本的には自己負担となりますので、高額療養費制度を使うことができません。
民間の医療保険の加入を検討されるなら
民間の医療保険は一般的に公的医療保険の対象となれば、民間の医療保険も保障対象となる可能性が高いです。女性疾病特約などを付帯いただくことで、入院時の日額保障や手術時の保障を手厚くご準備いただくこともできます。手厚い保障をご準備いただくことで、入院時に個室を利用されて、家族水入らずの時間を作ることができたり、産まれてくる子どもにお兄ちゃんやお姉ちゃんがいる場合は、一緒に時間を過ごすことで新たな家族を迎える楽しみになるのではないでしょうか。
帝王切開以外にも、切迫早産などの長期入院をされることもあるかと思います。その場合も入院給付金が給付される可能性が高いですが、一回の入院についての上限がある商品も多いのでそちらも併せてご確認ください。
※民間の医療保険では、すでに妊娠中の場合や通常分娩以外での出産の可能性を医師からの指摘をされている場合などには、一定の期間妊娠出産に際しての保障をおもちいただけないこともございますので、一度保険ショップなどでご相談いただくこともよろしいかと思います。